040609endam

余暇政策論ノート

河童で地域づくり

「河童連邦共和国」 http://www.gccommune.com/idok/kapak.html

◎千葉県銚子市

「かっぱも住める水環境のまちづくり」

 銚子には昔、大新河岸(だいしんかし)という船着場に母子かっぱが住んでいて、人びとを水難から守ったといわれる。かっぱはきれいな水にしか住まないということから、人とかっぱとが共生できる水環境のまちづくりと、ふるさと銚子のまちおこしを祈念して、平成七年、母子かっぱの銅像は建てられた。銅像の説明書きの最後には、銚子市・銚子かっぱ村と書いてある。 

銚子の母子かっぱ像

◎茨城県牛久市

「水と緑と潤いの街」

 その昔いたずらをしたかっぱを縛りつけたといわれる「河童松」や、河童をこよなく愛し、数多くの河童絵を残した画家小川芋銭の記念館、河童の生息地と思われる牛久沼など、多くの河童に関する名所がある。また毎年7月の最終土日曜日にうしくかっぱ祭が開催される。

牛久観光協会オリジナルキャラクター

「かっぱのキューちゃん」

◎青森県三沢市

「太郎かっぱ神像」

「太郎かっぱ」

◎宮城県色麻町

「かっぱのふるさと色麻町」

磯良神社(おかっぱさま)

神官は、代々「川童」の姓を名乗っている。また、全国で唯一木彫りの河童をご神体として祀っていて、安産、縁結び、水難よけの神様として信仰を集めている。
 約1200年前に東右衛門という男が、坂上田村麻呂東征の際、水先案内を努め、河童(かっぱ)のような泳ぎで、激流の川(河童川)を泳ぎ、数々の功績を立てたといわれている。この功績により、東右衛門は将軍田村麻呂から、「川童(かっぱ)」の姓と土地を与えられ、さらに彼の没後、かっぱ(河童)明神の祠を建てて、その功績を祭ったと云われています。

かっぱのふるさと祭

 毎年8月に行われる、力持ち、元気、いたずら好きなどのユニークなキャラクターがある、河童にあやかり明るく、元気に、夏の一日を町民あげて楽しもうという夏の一大イベント。かっぱの皿投げ大会や、かっぱブギ色麻大踊りなどが行われる。

また、縁結びの河童膏

◎岩手県遠野市

「自然と伝統が生きづく民話の里」

柳田國男の『遠野物語』にもあるかっぱ伝説の地。多くのかっぱ伝説がある。